温暖化が言われて久しい昨今、1/30 のブログで「雪が無い」ということを磐梯山の写真
を添えて伝えましたが、今年は例年になく暖冬異変 = 自然界の異変が顕著に現れ、
その出現時期も今までより早まっている。
こうしたことから 「今年は冷夏だろうということを頭に入れて進めていかないと、万一そう
なった時に大変なことになる」 と既に農家さんと話を交わしている。
新聞・TV各社は 1/31 からこぞってこの異変を伝え始めましたが、喉元過ぎればなんと
やらではないが、忘れてしまわないために今年になって報道された異変を記し、残して
おくことにする。
☆ 暖かかった12月、全国的に平年を1度以上上回る地点が続出した。
( 1/4 気象庁発表)
☆ 1/11 京都と長崎でタンポポ開花。 京都は56日、長崎は54日平年より早い
☆ 12月の世界気温最高、ロシア・北米で顕著 (1/12 日本農業新聞)
☆ エルニーニョの影響で 世界的暖冬。
梅もう開花 (東京)、 雪は消え (ロシア)、 スノボW杯中止 (スイス)、
初夏並み暑さ (ニューヨーク)。 (以上 1/19 毎日新聞 夕刊)
☆ 暖冬異変、農作物に影響。 生育早く病害発生 (1/31 日本農業新聞)
☆ 菜の花・梅の花が一ヶ月早く開花。
青森の地吹雪ツアー中止。
秋田県庁の桜が開花(例年は3月下旬)。
群馬では氷が張らないため榛名湖のワカサギ釣り中止。
(以上、1/31 TV朝日 スーパーJチャンより)
☆ 札幌 3月下旬の暖かさ、札幌雪まつりの開催が危ぶまれる。
仙台のゴルフ場では雪が無いため冬としては33年ぶりに営業している。
新潟市では 114年ぶりに1月の積雪がゼロとなる。
(以上 1/31 NHK ニュース 7 より)
☆ 都心の気温 14.8 ℃ 東京・葛飾でヒマワリの花が咲く。
三重県尾鷲市では椿の花が開花、例年より20日早い。
(以上 1/31 TBS 筑紫哲也News23 より)
☆ 1月の降雪量が 1961年からの統計史上最小を記録。 北陸では平年の 3 %
今冬は数十年に1回の記録的暖冬となっている。
(以上 気象庁まとめ 2/2 毎日新聞より)
☆ 1月も暖冬で営農ピンチ 寒の戻り神頼み、暖冬で病害虫多発 まさか…この
時期に 各県が対策呼び掛け (以上 2/2 日本農業新聞)
☆ 東京、1月の積雪ゼロは観測史上初めて ( 2/4 日テレ バンキシャより)
☆ 例年2月末まで出荷できる大根、すでにトウが立って出荷不可。
今年は暖冬で大変である。 ( 2/5 鹿児島の提携農家さんより)
☆ 2/10~12 開催予定の青森・冬祭りは積雪10 ㎝以下のため中止(2/6 フジTV)
☆ 東京 16.8 ℃(平年より+7.3 ℃) 4月上旬並の気温(13年ぶり) (2/6 TV朝日)
☆ 鹿児島 45年ぶり2日連続 20 ℃を超える。
富山市 小雪のためスリップ事故が減少 昨年 128 件⇒今年 10 件。
東京 鍋物不振、 菜の花 や タラの芽など春物の野菜が多く出回っている。
(以上 2/7 TV朝日 スーパーJチャン より)
☆ 6日付けの中国紙・京華時報などによると、北京市南部の南郊気象台で5日、
最高気温 16 ℃を記録し、観測資料が残っている清時代の 1840 年以降の
167 年間で、同時期としては最も暖かくなった。 (北京6日時事)
( 以上 2/7 日本農業新聞より)
☆ 関東近郊のダム 雪・雨少なく渇水ぎみ 例年の半分以下 ( 2/8 )
※
新聞の切抜き や TVを見てのメモ書き を大ざっぱに整理しただけでこれだけの事項
を記することができました。 皆様はどう思いますか?
私は昨年の関東の米の不作を知らせた 「コブシの花」 が気になるので、明後日の
2/11 に写真を撮りに行きます。
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