福島県や東北の生産者に望むこと≪便り№ 101~110≫
お客様から届いた 「 昴穂人 (きずな) 便り
」 を紹介しています。
【 № は 到着順、氏名等は個人情報保護のため省略 】
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№ 101 3月11日の地震、津波、更には原発の事故で、一日も心身ともに休まる
ことのない日々を送られている事と想います。
そんな中で勝手な言い分で申し訳ないのですが、あいづ農園さんのコシヒ
カリ を今後も我家の食卓に載せたいと思います。
ずっとずっと食べ続けていきたいお米です。
№ 102 これからも安全でおいしいお米を作って下さい。
大変な事と思いますが、よろしくお願いします。
№ 103 実は私の父が福島の出身で、地震の時は、もし父が生きていたら大変だ
った と想いました。
お米を作る人は、きっと泣きたいどころでは無いと思います。
これからも大変ですが、どうぞ頑張って下さい。 でも無理をしない様に。
№ 104 原発でいろいろ大変だと思いますが、私どもは戸辺米穀店様を信用して
おりますので、安心していただいています。
これからも美味しいお米を作って下さい。
一日も早い復興をお祈りしています。
№ 105 被災に負けず、今年も米作りに頑張って下さい。
続けて購入いたします。
№ 106 この度の大震災では掛ける言葉も見つからず、胸中をお察して余りありま
す。
高いプライドと向上心で最高の米作りを目指す生産者の皆様には、本当に
頭が下がります。 日本の主食である 「米」 を支えるのは、やはり国内の
農家の皆様に他なりません。
どうかお元気で、また私たちのお米作りに励んで下さいますよう、お祈り致
しております。
№ 107 原発の目に見えない汚染生活が続いておりますが、これからも是非めげ
ずにがんばって、私達により良いお米を楽しませて下さい。
№ 108 前代未聞の困難に直面された東北の方々の大変さはいかばかりかと
思います。 幸い軽微だったそうですが、それでも御苦労はあるでしょう。
どうか気をつけてお励み下さい。
№ 109 大変な困難に直面し、さぞ苦労なさっていることと思います。
地震と原発の二重苦で言葉もありません。
新潟は少し離れていますが、それでも何かと大変でしょう。
どうか気を付けて、丹精なさってください。
№ 110 この度は大変な災害に見舞われ、お慰めの言葉もありません。
農業に関係する皆様の英知と努力を結集して立ち直る事を切にお祈り
します。
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以上が今までにお客様から届いた “昴穂人 (きずな) 便り” の全てです。
書いて下さった皆様の “生産者や米・農業への熱い想い” に胸を打たれ
ました。 改めてご協力下さった多くの皆様に感謝申し上げます。
尚、届いたお客様の声 (想い) は、5月の連休明けに
10都県の提携生産者14名 と JA担当者2名 の方々に郵送してお伝え
致しましたことをご報告申し上げます。
私の想いを述べれば、それは皆様と同じです。
先ずは東京電力福島第一原発からの放射性物質の放出を止めこれ以上
大気・水・土壌を汚染させず、最大限に英知を結集して早期に原発事故を
収束し、国民が楽しく暮らしていた生活環境に戻して頂きたいです。
そして私たちは与えられたこの試練の中で 「いのち」 と 「暮らし」 について
改めて再考する必要があり、これからの未来に向け 「どのように生きて
行くのか」 を国民全員に問われているように思います。
米 ・ 農業においては、食を通じて 生産・消費・流通 それぞれの人たちが
理解し合い、共に生き生かされ 支え合う関係をより深め、今まで皆様方と
一緒に築いてきた以上の確固たる安定生産・安定供給が図れると思って
います。
最後に、今年のお米 (平成23年産米) について説明します。
原発から放射性物質が放出し続けていて土壌汚染が進みかねないため
政府(農水省)は4月上旬、「作付け(土壌)」 と 「出荷(収穫された玄米)」
の2段階でのチェック体制を設け安全性を確保するとの発表がありました。
水田では、土壌中の放射性セシウム (セシウム 134 と 137 の合計) が
1 キログラム当たり 5000ベクレルを超えた場合に作付け(栽培)を禁止
すると決めました。
土壌に含まれるセシウムが 稲に移行する割合 (移行率) を10%とし、
これをもとに 5000ベクレル以下の土壌で栽培されるなら、収穫された
コメが出荷停止となる値 (食品衛生法の暫定規制値 500べクレル)を
超えないとしたためです。
当店の提携米産地のほとんどで今年のお米の田植えが終わりました。
収穫の秋まで何も起こらない事を願うばかりです。
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