2011 提携米の生産者を訪問 (山形・福島・新潟)
産地訪問について報告する前に、4月から行なってきた
生産者と消費者の双方向の取り組みについて述べさせ
て頂きます。
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震災後、皆様から“ 福島県や東北の生産者に望むこと ” をハガキに書いて頂き、
それを 「昴穂人 (きずな) 便り」 という形で生産者にお届けし、便りの内容は
このブログで 5月に紹介致しました。
そしてその後、逆バージョンの形で届いた消費者への便りを 「昴穂人メッセージ」
として作成、消費者の皆様に配布し、これも何れブログで紹介すべきと考えていた
のですが、時間的な余裕が無く、見送ることにしました。
また8月初旬、 福島県産 (大竹さん・あいづ農園さん) のお米を定期的に購入し
ているお客様にお願いした「昴穂人アンケート」につきましては、今回の訪問時に
『集計結果』を持参、お伝えして来ました。
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今年も 9月11日~12日 に提携米の生産者を訪問してきましたので報告します。
提携産地の皆さんは、放射能に負けず 明日に向かって元気に歩んでいました。
≪山形・南陽≫ 南陽おいしいお米の会さん
昨年と違い8月上旬の涼しさが稲には良かった
ようで、順調に生育しているとのことでした。
放射性物質の検査については、全品種のデータ
を提示する準備をしているそうです。
※
「次男の久登さん (写真 ランニングの青年) が
後継者になった」 と嬉しい報告がありました。
今年のお米については、契約数量が少なくなったとしても、消費者の皆様が
購入し食べて頂けるだけで有り難く思いますので、宜しくお願いしたいと申して
おりました。
また、放射性物質の検査については国の検査とは別に、安心・安全なお米を
供給する自らの責務の一環として、検出限界値 (機器で計れる値の下限) が
1ベクレルまで計れる検査機関に依頼し 独自検査を行なうので、検査結果が
出たら報告するとのことでした。
※
天候に恵まれ生育は順調に推移し、昨年とは
明らかに違っているので食味は期待に応えら
れると思うと報告がありました。
放射性物質の検査については、国の検査とは
別に検査機関へ依頼して調べるそうです。
尚、会のメンバー11名は全員会津美里町で生産しているけれど地域が離れて
いるため、全域を網羅するよう地図等を作成して検査を依頼するとの計画を伺い
ました。
現地検討会の終了後に懇親会が準備されていましたので、出席された生産者の
方々から個々のメッセージを伺ってきました。
以下、五十音順に記載します。
(安部 実さん) すずやかに稔りの季節(とき)の稲穂かな
(一条光利さん) 会津の米をこれからもよろしくお願いします。
(梅宮孝信さん) おいしいお米が出来そうです。
戸辺さんを信じて食べて下さい。
(金田清さん) 21才 ~ 10才までの娘3人の父。
我が子に食べさせるお米だけお届けします。
心配のタネは皆さんと同じです。
(関 健一さん) あいづ農園の米は、安心・安全です。
(手代木 淳さん) 消費者の皆さんの声が聞きたいです。
応援の声が私達の力です。
(根本 功さん) あいづ農園 の 野菜 ・ 果樹 ・ 米、すべて安全ですので
食べて下さい。
これからも良い付き合いをして行きましょう。
(根本 忠久さん) 今年もおいしいお米が出来そうなので、宜しくお願いします。
(真鍋 勝さん) 食べて下さる方が喜んで戴けるような米作りにしたいです。
※
≪新潟市 南区≫ 丸山和政さん
節電により必要な時間帯にポンプが止まった
ため、茎数が少ないなど多少の影響があり
そうと述べていましたが、イネを触った感じか
らすると平年並みと思いました。
出荷については、登塾が良いので例年より早まる可能性があるとも述べられて
おりました。
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