謹んで地震災害のお見舞いを申し上げます
一日も早く復旧されますよう心よりお祈り申し上げます

今回の東日本大震災による提携産地の被害は、千葉県の
杉田さんの地域で田んぼに引く水の用水管に損傷を受け
た為 補修中との報告がありましたが、その他の提携産地
には被害が無かったことを先ずお伝え致します。
また現在販売している提携米は、昨年収穫された22年産
のお米なので安全性には全く問題無い事もお伝えします。

しかし、原発事故の影響で風評被害が広がり、農産物の
価格が下落し、農家の生産意欲が衰退する恐れが出てき
ました。
本来なら4月に入ると種もみを蒔いて苗を育てる時期ですが、
150ヶ所で土壌調査に入っている事もあり、各県の農家には今年の作付けは遅ら
せるよう通知が出されています。 そして、先が見えない生産現場の農家の方々か
らは 「今年も コメ を作れるのか ・ 作れば消費者は購入してくれるのか」 と不安が
募る毎日を過ごしております。
こうした中、長い間 提携米を生産して頂いた契約農家の皆さんに 「今何が出来る
のか」を考えた結果、 『ほとんどの提携産地には実害は無かったのですから、
物資 や 金銭 では無く、これから先に繋がることが一番』 との結論に達しました。
その手法は、以前にも行なった
≪ 産地へ伝えよう消費者の声 = 昴穂人(きずな)便り ≫ 。
それは、一枚の便りに思いを込めた皆様からの直の声を生産者に伝え、これから
の コメ作り (営農) に役立てて頂こうという 「原点に返る 心の便り」 です。

そこで皆様にお願いです。
お届けするお米と一緒にお渡しする 『昴穂人(きずな)便り』 に
① 購入したお米を食べた感想
② 福島県 及び 東北 の生産者へ 皆様が思うこと、伝えたいこと
を書いて頂き、
(1) 戸辺米穀店内に設置した 「昴穂人ポスト」 に入れる
(2) 次回 お米をお届けした時に 手渡しする
(3) お手数ですが 50円切手を貼って郵送する
の何れかの方法でご返送して下さい。
皆様から頂いた貴重な声は、必ず提携生産者へお伝え致します。
ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

戸辺米穀店ではお米を取り扱う事業者としての責務を鑑み、消費者・生産者との
信頼関係を深め、支え合う関係 ・ お互い様の関係 をつくり、これからも安定生産・
安定供給 を図るための努力をしていく所存です。
今後とも皆様からの温かいご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

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≪ 昴穂人 ≫ の 語意 は、 昴 …… 集まって一つになる
穂 …… コメ = 食 = いのち
人 …… ひと
この3つの語を集積した ≪ 昴穂人 ≫ は、
『人が “ いのち ” に集まって一つになる』 という意味になります。
それには “ ヒト と ヒト との 絆 が大切 ” です。
よって、昴穂人は “ きずな ” と読んで下さい。 

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