2008年9月18日 (木)

“提携産地” を 訪ねてきました

Img_0181    9月14日  福島・大沼郡 「あいづ農園さん」

  契約米の田んぼ (コシヒカリ、ひとめぼれ) では稲穂が重く

  垂れていて、順調に育っている様子がうかがえ、生産者からは

     Img_0198        「今年も美味しいお米が取れそうだ」 と嬉しい声がありま した。

  その後、米部会の皆さん(今年から11名) と 今のお米の情勢

  や 今後の農業・食糧の問題などを話し合い、これからも信頼

            関係を深め、安定生産・安定供給することの重要さを確認して

           きました。

          間もなく “ ひとめぼれ ” の稲刈りが始まり、“ コシヒカリ ” は 

           10月初旬からとのことでした。

           稲刈り後、籾すり・乾燥調製をして玄米にし、そしてお米の検査

           を受けてから出荷という過程を踏むため、新米としての入荷は

           10月中旬頃になります。 

   

  9月15日 (am) 福島・喜多方市 「大竹久雄さん」

Img_0200    昨年産は初めてイモチ病が発生し、有機無農薬の米作りの

  難しさが身にしみた年でしたが、それ以上に、例年より品質が

  落ちてしまった自分のお米を食べ続けて下さった東京の消費

Img_0202   者の皆様に感謝したいと申しておりました。

  そうした昨年の反省から、今年は イモチ対策 と 品質向上 を

  肝に銘じ、工夫を凝らした米作りに挑戦していました。

            どのような工夫かを尋ねてみると、「 6条植え (一度に6列

            植えられる) の田植え機を意識的に 2条(列)の部分を植えら

           れないようにし、4条植えにして田植えを行った」 という事でした。

            田んぼ に 植えられた苗の状態は、1 2 3 4 空き 空き 

           1 2 3 4 空き 空き となるのです。

           “ 空き ” には 苗 が植えられていないため不思議な田んぼの

           情景になります。 (想像して見て下さい)

           その後 1 2 3 4 と 植えた苗が育ち大きくなりますが、その

           時に「 苗を植えなかった “空き” の部分が効果を発揮して株間

           の風通しを良くし、それが イモチ を発生させないことになる」 と

           大竹さんが悩んだ末に出した結論からの実践なのでした。

           そうした話を伺った後、田んぼを何枚も見せられました。

           私が見る限り 2条を抜いた形跡は ほとんど見られず、隙間なく

           稲穂が重そうに垂れていて、挑戦は良い結果を生んでいました。

           「 収量は そこそこ取れそうです 」 と 一緒に田んぼを見て回った

           大竹さんの奥さんは、嬉しそうに笑顔で話して下さいました。

           先程、お茶を頂いている時に奥さんは 「 昨年は、半作でした。

           それでは生活できないので今年は最低でも 反収 7 俵 取って

           下さいと主人にお願いしました 」 と 述べていたので、今年の

           収穫の喜びはひとしおで、それが安堵の笑顔となって私に語り

           かけてきたのだと思いました。

           私も一安心、良かったの一言に尽きました。

           そして帰り際、「最終的に反当りの収量がどの位になったのか

           気になるので、結果を教えて欲しい」 と お願いして大竹さんの

           家を後にしました。

          今年の田植えは遅かった為、稲刈りは10月中旬以降になりそう

           なので、新米が出荷できるのは 11月初旬になるそうです。

 

     9月15日 (pm)  山形・南陽市 「南陽おいしいお米の会さん」  

Img_0210   南陽での訪問は、まず JAの組合長室・応接間での会議で

  始まる。 南陽おいしいお米の会は、JAの青年部に組み込ま

  まれているからなのです。

Img_0207   そして、休日の訪問にも関わらず必ずJA職員が来て下さい

  ます。 今回も 4名が同席、有り難いことです。

  お米の会 (メンバーは18名) からは 3役が代表で出席、

早速、会長から本年産の生育状況が報告されました。

8月の旧盆後、2週間ほど雨が降り続いたため、農林水産省が8月末に発表した

作況ほど実入りが良くないが、それでも平年作の指数 100 にはなるだろうとの

ことでした。

     当店の契約品種は 3種類 (ひとめぼれ、はえぬき、コシヒカリ) あり、

     それぞれ収穫日が異なるため、当店への新米入荷は 10月18日 と

     決まりました。 

  提携産地に限らず、農家さんが丹精込めて作ったお米が、今、各地で

     収穫の日を迎えています。

     農家さん と お天道様 に 感謝しながらご飯を頂きたいと思います。

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2008年5月25日 (日)

続報! 平成20年 提携米の田植え

Photo  提携米の田植えの 「続報」 です。 (下記一覧) 

 田植え後、  『 自然の恵み と お百姓さんのご努力 』 のもと

 順調に生育すれば 8月下旬に 鹿児島、 9月に 千葉・埼玉、

10月の上旬~下旬にかけては 新潟・福島・山形・秋田・群馬 の提携米産地で

それぞれ収穫を迎えることとなります。

 今年も美味しいお米が出来ますように… 自然やお百姓さんに感謝です 

   続報!    提携米 の 田植え状況     5月25日現在 

 (田植え状況)     (産地・ 生産者)     (作付け品種・ 栽培方法)

6/5 ~ 6/10 (予定)   群馬・ 荻野さん      あさひの夢

5/30 ~ 6/5 (予定)   埼玉・ 筋野さん      キヌヒカリ

5/24 ~ 5/30 (作業中) 秋田・ 高橋さん      あきたこまち (減農薬)

5/22 ~ 5/28 (作業中) 福島・ 大竹さん      コシヒカリ (有機JAS認証米)

5月25日 (終了)   山形・ 南陽お米の会さん  はえぬき 他 4品種 (減農薬) 

5月20日 (終了)    福島・ あいづ農園さん  コシヒカリ・ ひとめぼれ (減農薬)

5月 5日  (終了)    新潟・ 丸山さん      コシヒカリ (減農薬)

4月25日 (終了)    千葉・ 杉田さん      コシヒカリ (減農薬)

4月20日 (終了)   鹿児島・ 松元さん      コシヒカリ (合鴨米)

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2008年5月13日 (火)

平成20年 提携米の田植え

Img_0067  5月11日、 千葉県印旛郡の提携米生産者、杉田和司さんを

 訪問してきました。

 4/25に田植えしたという “ コシヒカリの契約田んぼ ” には、

すでに根付いた苗が元気に育っていました。(左上 写真)

 提携産地の田植え状況 

4/20 (田植え  終了)    鹿児島     合鴨米コシヒカリ 

4/25 (田植え 終了)  千葉・印旛郡   栄周米コシヒカリ

5/10 (田植え 始まる)  福島・会津    特栽米ひとめぼれ

今年の田植え時期は 5月に入ってからの 「例年に無い寒さ」 と 「32年ぶり 季節

はずれの 大型台風2号 の本土接近 (5/12~13)」 のため、北陸・関東・東北の

各地方では 田植え を遅らせている所が多いようです。

 自然の力には逆らえませんが、今年も美味しいお米が出来るよう祈ります。

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