“提携産地” を 訪ねてきました
契約米の田んぼ (コシヒカリ、ひとめぼれ) では稲穂が重く
垂れていて、順調に育っている様子がうかがえ、生産者からは
「今年も美味しいお米が取れそうだ」 と嬉しい声がありま した。
その後、米部会の皆さん(今年から11名) と 今のお米の情勢
や 今後の農業・食糧の問題などを話し合い、これからも信頼
関係を深め、安定生産・安定供給することの重要さを確認して
きました。
間もなく “ ひとめぼれ ” の稲刈りが始まり、“ コシヒカリ ” は
10月初旬からとのことでした。
稲刈り後、籾すり・乾燥調製をして玄米にし、そしてお米の検査
を受けてから出荷という過程を踏むため、新米としての入荷は
10月中旬頃になります。 ![]()
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9月15日 (am) 福島・喜多方市 「大竹久雄さん」
難しさが身にしみた年でしたが、それ以上に、例年より品質が
落ちてしまった自分のお米を食べ続けて下さった東京の消費
そうした昨年の反省から、今年は イモチ対策 と 品質向上 を
肝に銘じ、工夫を凝らした米作りに挑戦していました。
どのような工夫かを尋ねてみると、「 6条植え (一度に6列
植えられる) の田植え機を意識的に 2条(列)の部分を植えら
れないようにし、4条植えにして田植えを行った」 という事でした。
田んぼ に 植えられた苗の状態は、1 2 3 4 空き 空き
1 2 3 4 空き 空き となるのです。
“ 空き ” には 苗 が植えられていないため不思議な田んぼの
情景になります。 (想像して見て下さい)
その後 1 2 3 4 と 植えた苗が育ち大きくなりますが、その
時に「 苗を植えなかった “空き” の部分が効果を発揮して株間
の風通しを良くし、それが イモチ を発生させないことになる」 と
大竹さんが悩んだ末に出した結論からの実践なのでした。
そうした話を伺った後、田んぼを何枚も見せられました。
私が見る限り 2条を抜いた形跡は ほとんど見られず、隙間なく
稲穂が重そうに垂れていて、挑戦は良い結果を生んでいました。
「 収量は そこそこ取れそうです 」 と 一緒に田んぼを見て回った
大竹さんの奥さんは、嬉しそうに笑顔で話して下さいました。
先程、お茶を頂いている時に奥さんは 「 昨年は、半作でした。
それでは生活できないので今年は最低でも 反収 7 俵 取って
下さいと主人にお願いしました 」 と 述べていたので、今年の
収穫の喜びはひとしおで、それが安堵の笑顔となって私に語り
かけてきたのだと思いました。
私も一安心、良かったの一言に尽きました。
そして帰り際、「最終的に反当りの収量がどの位になったのか
気になるので、結果を教えて欲しい」 と お願いして大竹さんの
家を後にしました。
今年の田植えは遅かった為、稲刈りは10月中旬以降になりそう
なので、新米が出荷できるのは 11月初旬になるそうです。![]()
9月15日 (pm) 山形・南陽市 「南陽おいしいお米の会さん」
始まる。 南陽おいしいお米の会は、JAの青年部に組み込ま
まれているからなのです。
ます。 今回も 4名が同席、有り難いことです。
お米の会 (メンバーは18名) からは 3役が代表で出席、
早速、会長から本年産の生育状況が報告されました。
8月の旧盆後、2週間ほど雨が降り続いたため、農林水産省が8月末に発表した
作況ほど実入りが良くないが、それでも平年作の指数 100 にはなるだろうとの
ことでした。
当店の契約品種は 3種類 (ひとめぼれ、はえぬき、コシヒカリ) あり、
それぞれ収穫日が異なるため、当店への新米入荷は 10月18日 と
決まりました。 ![]()
提携産地に限らず、農家さんが丹精込めて作ったお米が、今、各地で
収穫の日を迎えています。
農家さん と お天道様 に 感謝しながらご飯を頂きたいと思います。![]()
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